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第7回 経済デー
2009年5月8日 於・トレヴィーゾ

フェデリーコ・テッサーリ会頭による報告書

展開


この8ヶ月間、世界経済は過去数十年間において最も厳しい経済縮小のひとつを経験しました。それは世界中で同時に起こり、広範囲にわたるものです。
商工会議所は経済危機とその原因や責任の所在についての詳細な分析を行うための組織ではありません。そのような分析については、既に非常に多くの人々が議論を繰り広げてきましたが、CCIAA(商工手工業農業会議所)のような公的機関の役割は、他人がすべきことを指示することではなく、各種の企業連合とともに、ダメージを最小限に抑えてこの経済危機のトンネルから抜け出すために舵を取るために、商工会議所が何に取り組んでいるのかについて説明することだと思います。


トレヴィーゾの製造業の実態 - 2008年から2009年初頭の数ヶ月まで


トレヴィーゾの製造業の生産量は、3年間の成長を続けた後、2008年度末に前年度に対し7.2%の落ち込みを記録しました。2009年の終わりに工業生産高は前年度の同時期と比較し13.9%減の漸次的低下を見ることになります。しかし、このような生産高の低下にもかかわらず、トレヴィーゾ県における狭い意味での工業は県内総生産の33%を占めており、この数字は地方自治体や国の平均値を大きく上回るという点に注目すべきです。


また12月における工業設備利用率は72%で、1年前には76%でしたが、これも64.2%まで落ち込みました。つまり、現在トレヴィーゾの生産システムの生産能力は、3分の1が活用されていない状態なのです。
総売上高に関して言えば、2008年度の決算結果は6.1%減であり、2009年度第1四半期は合計で14%低下しました。総売上高のうちの輸出売上率が26%まで低下したことにより、深刻な影響を受けました。
その中で、唯一ファッション産業だけが、6.7%増という好調な売上で、四半期の動向をどうにか支えています。これは、おそらくファッション業界の特徴であるいわゆる季節的効果によるものでありましょう。新規輸出受注量の減少率は、2.3%減で収まっていた2008年末によりもさらに悪化し、10.1%減となりました。
一方、国内市場での受注減少率は8.8%です。
今年の第1四半期に、このような輸出受注の減少によって最も大きな影響を受けた部門は、木材・家具部門で、対前四半期比で22%減、一年前と比較すると28%減となっています。輸出受注量においても、ファッション産業は対前四半期比3%増というポジティブな動向を見せました。
しかしながら、1年前に比べると、輸出受注量の減少は、ほぼ17%に及びます。
このような状況の中で、価格は年間ベースで1%減となっており、今後、大幅な価格修正が必要にならないことを願います。
とにかく価格動向が下落の方向へと走らないよう願います。そのようなことになると、当地の生産システムが不利な状況となり、過去長年にわたって市場内での再配置のために取り組んできた努力が徒労となってしまうからです。



トレヴィーゾの輸出 - 最新データ


当会議所の予想によると、トレヴィーゾの輸出は2007年度に対して4.9%成長しました。絶対値は111億ユーロ以上であり、前年度と比べて5億2500万ユーロの増加です。
第1~第3四半期がそれぞれ+4.2%、+5.9%、+15.0%という数字で上向きの動向に貢献しています。
第4四半期以降に限り、現行の経済沈滞現象によるブレーキがかかり始め、1%減となりましたが、それでも年間収支決算を赤字へ持ち込むほど深刻な低下ではありません。
したがって、売上資産は51億ユーロを超えるはずです。
従来通り、輸出品目の第1位は工業用機械で、2007年度に収めた輝かしい実績に比べると低下しています。世界レベルで同時的に資本財生産が大幅に低下しているのですから、第4四半期にこの分野が11.7%減の低下を経験したのも無理はありません。
第2位の家具産業の2008年の決算結果は、前年度比4.7%増でしたが、第4四半期は4.3%低下しています。
新興市場、特にロシアにおいて優れた業績を収めたおかげで、今なおバランスシートが黒字の状態に保たれています。これらの新興市場は従来の市場で生じた赤字を補いました。
その他の重要な輸出品目の中で2008年に上向きの動向を記録したのは、履物産業の+17.6%、アパレル産業の+11.2%、金属工業・金属製品の+5.2%、家電産業の+3.2%です。
このような展開の中でひときわ目立つ存在は、品質を重視しハイレベルの特産品の生産を目指すトレヴィーゾの農産食品加工業界です。
この部門の輸出は2008年度に43.8%も増加し、第4四半期にもなお28%増を記録しました。
農産食品加工業界にとって特に重要な輸出先は、フランス、ドイツ、アメリカ合衆国です。
現時点で入手可能な最新データは2008年度の第4四半期のものですが、そのデータによると、これらの部門は、まだ不景気の兆候は現れておりません。

 

トレヴィーゾにて、2009年5月8日

 

フェデリーコ・テッサーリ


トレヴィーゾ商工会議所会頭

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